今週の洋楽まとめニュースは、2025年米ビルボード年間ソング・チャートに関する話題から。

　2025年の米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”は、レディー・ガガとブルーノ・マーズによるコラボレーション・ソング「ダイ・ウィズ・ア・スマイル」が年間1位に輝いた。

　言わずと知れた大スター同士の初タッグとなる「ダイ・ウィズ・ア・スマイル」は、2024年8月16日にリリースされ、同月8月31日付のチャートで3位に初登場。約4か月間を経て2025年1月11日付のチャートで1位に到達し、通算5週間首位を獲得した。週間チャートではブルーノ・マーズが通算20曲目、レディー・ガガは通算18曲目のTOP10入りで、年間チャートではブルーノ・マーズが7曲目、レディー・ガガは4曲目のTOP10入りを果たしている。

【2025年米ビルボード年間ソング・チャート】レディー・ガガ＆ブルーノ・マーズが首位に、人気デュエット曲がTOP10を賑わす

　また、2025年の米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard200”では、テイラー・スウィフトの『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』が年間1位に輝いた。

　『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』は、昨年の年間チャートを制した前作『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント』から約1年半ぶり、通算12作目のスタジオ・アルバムで、週間チャートでは2ndアルバム『フィアレス』（2008年）から本作まで11作連続、再録プロジェクトの4作を含めて通算15作目の首位を獲得した。年間チャートでの首位獲得は2年連続、通算5作目で、TOP10にはデビュー作『テイラー・スウィフト』から本作『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』まで、12枚すべてのスタジオ・アルバムをランクインさせている。

【2025年米ビルボード年間アルバム・チャート】テイラー・スウィフト『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』で通算5作目の首位、集計対象は1週のみ

　来年1月に開催される【第83回ゴールデン・グローブ賞】のノミネーションが発表され、＜最優秀オリジナル楽曲賞＞と＜最優秀オリジナル・スコア賞＞にそれぞれ6作品がノミネートされた。

　＜最優秀オリジナル楽曲賞＞には、マイリー・サイラスの「Dream as One」、HUNTR/Xの「Golden」（米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で8週首位）、『罪人たち』より「I Lied to You」、『ウィキッド 永遠の約束』から2曲、そして映画『トレイン・ドリームズ』のために制作されたニック・ケイヴとブライス・デスナーのコラボレーション曲「Train Dreams」が含まれている。

　＜最優秀オリジナル・スコア賞＞には、アレクサンドル・デスプラ（『フランケンシュタイン』）、ジョニー・グリーンウッド（『ワン・バトル・アフター・アナザー』）、ルドウィグ・ゴランソン（『罪人たち』）、ハンス・ジマー（『F1／エフワン』）といった常連に加え、『Sirat』のカンディング・レイと『ハムネット』のマックス・リヒターが初ノミネートを果たしている。

【第83回ゴールデン・グローブ賞】ノミネーション発表、マイリー・サイラス／アリアナ・グランデ／HUNTR/Xらが候補に

　さて、今週の米ビルボード・ソング・チャートでは、マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」が約1年ぶりに返り咲き、歴代最長記録となる通算19週目の首位を獲得した。

　「恋人たちのクリスマス」に続き、今週はTOP4をホリデー・ソングが独占。ワム！の「ラスト・クリスマス」（1984年リリース）は、前週の6位から今週2位に上昇して、昨シーズン記録した3位を上回り最高位を更新した。ブレンダ・リーの「ロッキン・アラウンド・ザ・クリスマス・ツリー」（1958年リリース）は、先週の7位から今週3位にTOP3復帰を果たした。

【米ビルボード・ソング・チャート】マライア・キャリー「恋人たちのクリスマス」首位、ホリデー・ソングがTOP4独占

　今週の米ビルボード・アルバム・チャートは、テイラー・スウィフトの『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』が返り咲き、通算8週目の首位を獲得した。

　先週4位にランクインしていたモーガン・ウォーレンの『アイム・ザ・プロブレム』は今週2位に、『KPOPガールズ！デーモン・ハンターズ』のサウンドトラックも5位から3位にそれぞれ再浮上。一方、先週1位に初登場したStray Kidsの『DO IT』は今週4位に、映画『ウィキッド 永遠の約束』のサウンドトラックも2位から5位に、それぞれ順位を下げた。

【米ビルボード・アルバム・チャート】テイラー・スウィフト『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』通算8週目1位、ホリデーALがTOP10返り咲き

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